スマートフォン/タブレット端末用アプリを利用し、OTDR測定データ をモバイル回線経由で遠方へ転送できます。 OTDR本体に無線LANドングル*を装着し、Wi-Fiルーターと接続することでアプリ経由でのデータ転送が可能になります。(図1)
◼ OTDRデータトランスポータ(図2)
スマートフォンやタブレット端末の操作でAQ1210内のOTDR測定 データを取得することができるフリーソフトです。取得した測定データは 本アプリで波形解析したりEメールに添付して遠方へ転送することができます。Android版とiOS版があります。
---たとえばこんな使い方---
遠隔作業時の波形確認 OTDRの測定波形をスマートフォンでEメールに添付して、融着作業者へ送信します。融着作業者は、受信したOTDR測定波形 データを確認しながら融着作業を行うことができます。(図3) |
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現場からの作業レポート送信 OTDRで測定とレポート作成を行い、レポートをスマートフォンでEメールに添付して、事務所宛てに送信します。作業者は、レポー ト提出のために事務所に立ち寄る必要がなくなり、作業現場からそのまま帰宅できます。(図4) |
*動作確認機種:TP-Link 社製 TL-WN725N、COMFAST 社製 CF-WU810N 無線LAN は2.4 GHz のみに対応。
図1. AQ1210とUSBドングル
図2. OTDRデータトランスポータ
図3. 遠隔作業時の波形確認
図4. 現場からの作業レポート送信
AQ1210 シリーズMFT-OTDRは、アクセス系FTTA、FTTHからメトロネットワークまで幅広い光ネットワークに対応し、敷設や保守作業を行う現場の技術者が必要とする試験・計測の多様なニーズを満たします。